Interop Tokyo 2005
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Daily Report(6月9日前編)
展示会場に激震走る!愛・地球博との双方向非圧縮HDTV転送も体感!

前日に引き続き、幕張メッセで開催されているInterop Tokyo 2005。2日目の今日は、さらに熱気を増し、早い時間から数多くの来場者がつめかけた。
主催者企画も盛りだくさんで、今年のShowNetの目玉である、愛・地球博との非圧縮HDTV転送を体感できる番組や、ネットワーク基盤パビリオンの耐震実験などが催された。注目の基調講演と併せてレポートする。

早期来場で液晶テレビを狙え!毎日先着2,000名にチャンス
Interop Tokyo 2005では、「早期来場者キャンペーン」を実施中。3日間、先着2,000名に抽選券を配布し、Hall5の抽選会場にて抽選を行っている。商品はSHARP AQUOS 37V型デジタルハイビジョン液晶や、3万円分の旅行券など豪華なもの。明日10日の来場をお考えの方は、ぜひとも早めに到着し、抽選券を狙おう。
Hall5の早期来場者プレゼント抽選コーナー。チャンスは先着2,000名まで。
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「Interopと愛知万博が初めてだった」非圧縮HDTVによるコラボレーション

Interop内の放送局「ShowNet TV」はこれまでにも非圧縮DVやマルチキャスト配信など、毎年最新のネットワーク+映像技術を使ったデモンストレーションを行ってきた。そのShowNetが今年挑戦するのは、非圧縮HDTVを使ったリアルタイム・双方向配信だ。この挑戦はWIDEプロジェクトと慶應工学会ギガハウスタウンプロジェクトの主催により実現している。
6月9日にInterop会場内において記者発表会が行われた。今回の挑戦のテーマにふさわしく、慶應工学会ギガハウスタウンプロジェクトの代表 小池康博氏は岐阜県から映像で登場。Interop会場にはWIDEプロジェクトの代表 村井純氏が待機し、映像/音声の双方向通信をつかった会見となった。
小池氏は自身の研究成果であるディスプレイを通じ「このように遠隔地からでもフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションが行えるのが今後のユビキタスのあり方だ」と語った。村井氏は今回の実験にあたって「これまで万博では電話やテレビなどがはじめて紹介されてきている。今回の高精細映像の双方向配信は愛知万博が最初だった、と言われるようにしたい。これは国家戦略のひとつでもある」とその意義について強調した。
記者発表会に続いて会場内ShowNet TVにおいて愛知万博との中継番組が開始された。非圧縮HDTV(1.5Gbps) over IPv6マルチキャストの技術を用い、幕張・名古屋間を双方向に接続し、映像/音声の遅延のない中継を可能にしている。またそれをサポートする形で圧縮HDTV(80Mbps) over IP4ユニキャストやDV(30Mbps) over IPv6マルチキャストも使用されている。この映像は会場内のShowNetCafeやバーチャルShowNetCafe、さらに各地のCATV局、NTT西日本のフレッツスクエアなどでも同時に配信された。


慶應工学会ギガハウスタウンプロジェクトの代表 小池康博氏、WIDEプロジェクトの代表 村井純氏、Interop Tokyo 2005プロデューサー 佐藤孝氏(写真左から)

6月8日に行われた中継では、慶應義塾大学 環境情報学部 助教授の中村修氏が登場。

6月9日にはWIDEプロジェクトの代表 村井純氏が中継に参加し、セイン・カミュさんやモリゾー、キッコロたちと非圧縮HDTVによる双方向のコミュニケーションを行った。
 
ShowNet TV内のTVスタジオ前には多くの来場者がつめかけ、実際の中継の様子やデジタルによる番組制作現場に注目が集まっていた。
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幕張に激震が走る!ネットワーク基盤パビリオンで耐震デモ実施
災害時のリスク管理は、企業にとって重要な課題。特に地震大国日本でビジネスを行う我々にとっては、見てみぬふりが許されない問題だ。ネットワーク基盤パビリオンでは、災害時に強いネットワーク機器や、インフラ設備を持つ企業が参加している。同パビリオンでは、日々使用されるネットワーク機器が実際に地震にさらされた時の解決策を提案しようと、「耐震・免震実証実験ライブデモ」が行われた。
起震台の上に免震台を設置、さらに免震台の上には、ラックが設置された。ラックには、UPSやストレージが搭載される。衝撃に強い特別仕様のノートPCも起震台の上に設置され、実験の対象となった。

震度7で揺れるラックとラップトップPC。ラックと免震台とは固定されていない。
起震台を2度にわたって起動し、震度5と震度7(阪神淡路大震災クラス)の地震を計40秒間にわたって実験。揺れがおさまると、各機器のチェックが行われ、すべての機器に異常がないことが確認された。
デモに参加した出展各社からは、「公開の場でデモを行うのは初めて。デモの結果を見て、(自社製品で)お客様のデータを守れるという自信を深めた」などの声が相次いだ。しかし、今回の公開実験ではサーバメーカーの参加がなく、ラックの中身が寂しい印象。来年以降もデモが行われる際には、ぜひとも参加していただきたい。
このデモは、明日10日13:00からも予定されている。来場者の方はお見逃しなく。
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基調講演レポート4「末端のデバイスが価値を出すためには、各分野の境界を越えた対応が必要」
展示会会期2日目の最初の基調講演は、ジュニパーネットワークス社会長 兼 最高経営責任者のスコット・クレンズ氏が「セキュリティ、信頼性、拡張性に優れたネットワークをめざすインフラネット構想」と題して講演した。
クレンズ氏は、製品を選択する際は考慮すべきポイントが3つあると指摘。これは良い・安い・早いの3つの要素を指すとのことで、これを三角形に例えた。さらに、「問題は、『三角形』から同時に選択できるのは2つしかないことだ」と続けた。この「三角形」に上手く対応するためには、リスクを認識・理解する(トレードオフを管理する)ことと、資産を共有化することによってコストを変動化させ、景気の波に飲み込まれないようにすることが必要だと説いた。

ジュニパーネットワークス社会長 兼 最高経営責任者のスコット・クレンズ氏。リスクを理解・認識することが重要と強調。
続いて、ジュニパーネットワークス社の事業内容についても言及した。PCをはじめとする末端のデバイスが機能して価値を生み出すためには、ネットワークが接続されていることや、アプリケーションが正常に動作していることなど、様々なセグメント間で連携が取れていることが必要、とした。その上で、問題が発生した際には、分野の境界を超えて対応を行うことの重要性を訴えた。
最後に、講演冒頭の「三角形」の話に戻り、「『何もかも全部解決する』ということは無い。『三角形』に対応するためには、事象を観察して、疑問を持つことが重要だ。答えは、その後で出てくるものだ。」と締めくくった。
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