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ついに5日間にわたるNetWorld+Interop 2004 Tokyoが幕を開けた。展示会に先立ち、最先端のネットワーク技術や環境を学ぶ「エデュケーショナル・コンファレンス」に多くの参加者が集まった。
 6月28日、幕張メッセにおいてNetWorld+Interop 2004 Tokyoがスタートした。28日と29日の両日は展示場に併設された国際会議場で、チュートリアルとワークショップを中心とした「エデュケーショナル・コンファレンス」が行われている。このなかでもチュートリアルは、IPv6とVoIPの2つのテーマを取り上げ、2日連続で行われる長丁場なセッションだ。最新のネットワーク環境に携わる講師から直接情報を得られることもあり、多くの参加者が熱心に講義を受ける姿が見られた。
エデュケーショナル・コンファレンス参加者用の「受講者キット」。小冊子にはコンファレンス内容ごとに1日分のプレゼンテーション内容がまとめられている。このほかにNetWorld+Interopのロゴ入りバッグとノート、ペンも配られた。
 チュートリアル以外に、1日目(28日)には7つ、2日目(29日)には5つのワークショップが行われた。すべてのチュートリアル/ワークショップは午前10時から午後6時までという長時間かつ密度の濃いものだ。中でもIPv6を導入することによるトラブルシューティングやセキュリティ対策を扱ったセッションが人気となった。さらに今年は、地域社会におけるインターネットを使ったコミュニケーションについての事例紹介といったセッションも用意された。講義中には昼休みなど休憩を挟むが、セッションによっては講師・参加者とも熱中しすぎて予定時間をオーバーして講義が続けられたケースも。
各セッション会場前には案内板代わりの液晶モニターが設置されている。休憩時間などにはオフィシャルスポンサー「アイ,ロボット」の予告ムービーが上映されていた。
セッションでは最新のネットワーク動向について、講師の実体験を交えながら問題の解決や今後のネットワーク環境への提案などが語られた。参加者の多くは会社や企業などで実際にネットワーク構築や運営に携わっている人たちだ。小冊子への細かな書き込みや突っ込んだ内容の質疑応答が繰り広げられた。
 コンファレンス参加者に話を聞くと、過去に何度か足を運んでおり、それを踏まえて今回も参加を決めたという人が多く見られた。初めてコンファレンスに参加したという人も、これまで展示会には訪れていたという人が多く、Interopの人気と注目度の高さを伺わせる。
 会場へ足を運ぶ理由は「ネットワークを運営する立場としてだけでなく、一ユーザーとして新製品や技術の動向をつかみたい」というものが最も多い。「社命で来ました」という人や、今までInteropに来たことはなかったが、興味のあるコンファレンスを見つけて参加したという人も。参加の動機は人それぞれだが、よりよいネットワークの整備や利用に積極的に関わろうという熱意ある人たちばかりだ。
 コンファレンスの内容については、「専門的な内容が多く難しくてついていくのがやっと」という人もいれば、「より具体的な事例を知りたい」「もっと技術的な話を聞きたい」という人もいて、各々の印象や感想はさまざまだ。
 多様な人たちが集まり、意見交換を行っている場面を見ると、Interop参加者の層の厚さとイベントの意義を改めて実感させられる。
 エデュケーショナル・コンファレンスで熱い講義が行われている中、展示会場の準備も着々と進められている。展示会場入り口にはNOCチームの拠点作りが終わり、会場内のブース設営を待っている段階だ。ブースが完成すれば、いよいよShowNetを中心としたネットワークの最終調整段階へと突入する。ネットワークの接続と検証は開催直前の29日の夜中まで行われる。非常に広い展示会場内を、設営用のケーブルを荷台にくくりつけた自転車が走り回る姿も見られた。)
ShowNetの心臓部を収めたサーバーラックが会場に入った目の前に設置されている。その向こう側にはNOCルームがあり、NOC/STMメンバーがネットワークの調整作業を行っていた。
会場内から見たNOCルーム。ここから根幹となるケーブルが会場内に空中配線されている。設置の終わったPODには空中にあるドロップからケーブルが下がっている状態だ。
 展示会場は毎年テーマごとにゾーニングを行っている。今年のゾーンニングは、LAN/WAN関連製品やネットワーク管理システム。電気通信事業者などを中心とした「Network Infrastracture/Carrier Service」ゾーン。グループウエアやeコマース関連製品に加えてモバイル・ワイヤレス製品が展示される「Mobile&Wireless/e-Platform&Software」ゾーン。そして、ウィルス対策製品やファイアウォール製品などを集めた「Security」ゾーンの3つに分かれている。それぞれのゾーンにはIPv6、VoIP、Security、Broadband Solutionの各ShowCaseや、パビリオン、展示ブースがひしめき合っている。
展示会場のメインゲート。明日はいよいよ展示会場がオープンする。ぜひこのゲートをくぐって最新のネットワークを体感してほしい。
 展示会がオープンする6月30日から、国際会議場ではワークショップに加えて聴講無料の基調講演やスペシャルセッション、BOFもスタートする。さらに有料のコンファレンスやセミナーも併せて行われる。すべてのセッションは当日国際会議場1階の受付カウンターでも登録可能だ(基調講演はWebページでも登録を受け付けている)。

 さらにWebサイトでは、当日来場を希望する人を対象に、PDF形式の当日登録用紙をダウンロードできるようになっている。当日は「登録カウンター」に提出することで、無料で入場できる。7月2日までダウンロード可能なので、事前登録していない人はぜひダウンロードして参加しよう。

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