これを日本で持っている人は少ないんじゃないかな。
とてもよかったので、現地で購入、現地キャリアSIMをさして日本に持ち込みしました。
日本の技術適合はありませんが、インドネシア、フィリピン、タイ、マレーシア、ヨーロッパでは認証がとれている端末です。
日本で使うには、外国人などの日本に一時滞在するか、現地のキャリア回線によるローミングである必要があります。
私は包括で利用可能な現地SIMをさしてそれでメインでローミングで使用しています。
価格は、13,000 PHP(Philippines Peso)ほどで、日本円にして、3万弱です。
日本モデルのやすいモデルはゴミスペックか、無駄に高スペックで、6万ぐらいするので、これぐらいがちょうどいいモデルですね。
SIMは、Globe社とSmart社の2枚。Globe社のSIMは、ソフトバンクに優先的にローミング、Smart社のSIMは、docomoに優先的にローミングします。
現地プリペイドSIMは、露店などで、容易に手に入り、最初に数百ペソほどチャージしておけば、長い期間電話番号を維持できるため、日本のキャリアSIMで生活するより、案外安上がりです。また、その他ローミング系のトラベルSIMを含め、1枚のSIMで、ソフトバンク、docomoの電波がつかめるので、速度は速くありませんが、2キャリアの電波をとることができるので、早くはないですが、日本のMVNO SIMなどを買うよりやすかったりします。
また、Dual Sim なので、2スロット目にソフトバンク系 MVNO SIMをさしておいてもいいかもしれません。
尚、Globe 社のSIMは、ローミング先の国で国内通話をする場合、国番号は不要、Smart 社のSIMは、ローミング先においても、国に番号を入れてダイヤルする必要があります。
開封の議の前に、とりあえずスペック紹介。
OPPO F9 と OPPO F9 Pro は基本スペックは一緒ですが、対応バンドが異なります。詳細は、本家のspecを参照していただきたいですが、日本国内で使う前提であれば、OPPO F9 Pro になります。
OPPO F9 Proの対応バンド
こちらは、
WikPedia: 携帯電話の周波数帯や
【2019年最新版】日本の全キャリアの4G周波数帯まとめを参考にいただくのがわかりやすくて早いですが、正式には、
総務省:各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯をご参照ください。
結論からいうと、ソフトバンクは、Band 1,3,8 の部分で対応、docomoは、Band 1,3,19,42 あたりが必要ですが、19には未対応です。
OPPO F9 Proは、1,3,5,38,40,41なので、ソフトバンクをメインで、サブのSIMをdocomoという使い方であればよいでしょう。
なお、FOMAでは、ほぼバンドは未対応のため、つかめませんが、ソフトバンクの3Gは対応バンドが含まれているため、こちらは大丈夫です。やはり、この点は、テザリングなどを前提として考えるには、iphoneがいろんな意味で最強だなぁと思いました。
使ってみた感想は、ソフトバンクのエリアであれば特に困らないこと、docomoもBand1,3があるので、あまり困ることはないでしょうが、auは電波はつかめませんでした。FOMAもNGなので、ソフトバンクをメインにする分にはよい端末といえます。なお、東京から、奈良まで、facebook messengaer でつないで、しゃべりながら移動しましたが、一部の山岳部では怪しい状況はありましたが、ほぼとぎれることなく、通信・通話はできました。
ということで、端末の感想をざくっと。
よかった点
- UIがとにかく軽い
- 標準アプリ系は、通知、バックグラウンドの通信など必要なものを有効にするスタイル
- 余計なゴミアプリがなくシンプル
- カメラが思った上に高性能
- バッテリーの持ちが非常によい、バックグラウンド次第ではあるが、私の使い方では2日〜3日程度使える
- snowなしに、標準のカメラアプリで遊べる
- 写真アプリが、iphoneのパクリと思うぐらいに似ていて使い勝手がよい
- Dual SIM / DSDS なので、2枚のSIMで同時発着信可能
- GPSの反応制度がよい
- 液晶が見やすい、高解像度
- 現地電話のキャリアSIMが入っているので、110/119などの緊急電話が使える
- 電話はすべて無条件で録音する機能がある
- ボイスレコーダーが標準機能、AACも対応。
- マイクの精度が非常によくできており、ハンズフリー、ボイスレコーダーとしての使用についてかなりよくできている。iPhoneより断然よい。
- Anker などの給電で5V 2Aしか引けないが、1時間あれば、6割以上は充電できる
- 3本指スライドで、スクリーンショット作成、縦長スクロールのスクリーンショットも可能
- 指紋認証の反応、精度、ロック解除の反応通い
- 防水機能がない
- USB-PD などに未対応
- 日本モデルではないため、カバーなど手に入らない。フィルムについては、AX7用で寸法の少し小さいと記載のあるフィルムを選べばよい
- (OPPOというよりはAndroidアプリの仕様だが..) アプリのアップデートとともに行儀が悪く無効にしてある通知が有効にされる。
- 液晶は直接触れなくても静電気で反応、手袋でもOKではあるが、感度が良い。
写真集