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   デジタル家電にはIPv6や無線LANなど、さまざまなネットワーク機能が必要だ……と言われていた。けれども、今のデジタル家電はネットワークというものを生かしているとは思えない。これからどんな風に変わっていくのか、ちょっと考えてみたい。
 
 
 昨年から販売が好調と言われる、DVD/HDDレコーダや薄型大画面テレビなどのデジタル家電製品。最近はネットワーク対応を謳う製品もあり、イーサネット端子を備えていたりする。無線機能を使って自由に移動できる液晶テレビも登場している。
 でも、こうした機器のネットワーク機能はかなり制限されている。録画予約はできても、録画した番組を家庭内ネットワークに流すことはできないし、コードレステレビの無線機能はほかの機器との連係には使えない。

 実際のところ、イーサネットを採用すればIPスタックは導入されるし、最近のコードレステレビの無線機能はIEEE 802.11規格を使ったりしている。ネットワークに対応するための、技術的な下地はすでにあるというわけだ。かつての家電業界なら、メーカーごとに独自の仕組みを構築していたところだが、PC/ネットワーク業界の標準技術を使うようになってきたのは時代の変化と言うべきだろう。
 デジタル化が進み、利用するテクノロジーが共通化してきたことは、家電業界とPC業界の関係を近くしている。例えば、DHWG(Digital Home Working Group)という規格策定グループでは、両業界が共同でAV機器とコンピュータ間でのコンテンツの相互運用を目指している。こうしたところで使われるテクノロジーはPC/ネットワーク業界で構築されたものがキーになっており、そこに家電独自のフレームワークが追加されている。

 今のデジタル家電はDVDやHDDでの録画/再生や大画面がウケているが、この次の段階としてネットワーク機能やソリューションの充実が求められると家電業界は考えている。DHWGなどへの積極的な参加はそれを踏まえたものだ。では、快適なネットワーク対応のためには、どのようなポイントがあるのだろうか?

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