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 今年のShowNetは、バックボーンのすべての場所で10Gbpsクラスの転送速度を確保することを基本として設計しています。さらに、すべてのネットワーク上でIPv6/IPv4のデュアルスタックを実現できる構成となっています。これにより、完全にIPv6/IPv4をシームレスな形でサポートしたネットワークを構築しています。
 さらに今年は新たな試みとして、複数の10Gigabit Ethernetリンクを束ねてひとつのリンクとして扱う「IEEE802.3ad」技術の導入をはじめとした、最新のブロードバンド技術を随所に盛り込んでいます。これからの時代にスタンダードに成りうる高速かつ高帯域なネットワークを構築しているのです。
 またネットワークの安定化も、トポロジーを決める上で重要なポイントです。会期中にネットワークにトラブルが発生することを想定し、バックアップ回線の設計には特に注意を払っています。この部分にも10Gbpsクラスの回線を用い、トラブル時にも各デモンストレーションやコンテンツ配信に影響しないネットワーク作りを行っています。もちろんバックアップ部分には、その用途に特化した最新の技術や製品が取り入れられています。  ShowNetは最新の技術を組み合わせて次世代のネットワークの姿を提示しています。実験的な要素を多分に含みながらも、会場全体のデモンストレーションプラットフォームとしての安定性を確保するという、ある意味相反するような要素が両立する設計が行われているのです。
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  (2004年6月17日現在)
 
 
 

 ShowNetとインターネットを相互接続するための部分が「External(エクスターナル)」です(図参照)。ここで利用している回線は、幕張メッセと都内にあるNTT大手町ビルまでを10Gigabit Ethernet×4本でつなぎ、最大で40Gbpsの高帯域を実現しています。これは昨年の2倍の回線容量となります。 このExternal回線の先に位置するNTT大手町ビルでは、日本の主要なIXポイント(インターネットエクスチェンジ:ISPの相互接続点)と接続し、インターネットとのデータのやり取りを行います。今年は複数のIXポイントで、10Gbps〜20Gbpsという超広帯域な回線で接続されています。さらにいくつかのIXポイントではIPv6/IPv4のデュアルスタック接続にも対応。インターネットへの接続から会場内のバックボーン、各出展ブースの接続部分に至るまで、End To Endのブロードバンドネットワークの姿を実現しています。
 一方、展示フロアー上にはPOD(Pedestal Operation Domain)が、ホール1、2、4、5、7の5ヶ所に設置されており、PODによって入っているベンダーが異なっております。ShowNet、Interopの命ともいえる、マルチベンダーでの相互接続を実現しています。

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 昨年のShowNetで、「SOC(Security Operation Center)」は初めて本格稼働を果たしました。SOCではウイルスチェックや脆弱制の検査、侵入検知などを行い、会期中のネットワークの安全性を支えています。今年のSOCでは昨年以上のセキュアなネットワーク環境作りを目指しています。
 SOCが監視を行う対象は2つに分かれます。インターネットに接続されたShowNetには外部からのネットワークウイルスなどの攻撃に晒されます。ひとつはこの攻撃から防御すること。もうひとつはShowNet内部でのウイルス活動の撃退です。高速なネットワーク環境を実現しているShowNetでの内部感染は、非常に大きな被害を及ぼすからです。
 昨年は希望出展社にのみセキュリティサービスを提供していました。しかし今年はShowNetネットワークに接続したすべての機器に対してセキュリティサービスを提供することを決断しました。さらに細かく状況を監視するため、根幹部分ではなく各POD に対しても目を光らせる仕組みを用意することで安全な接続環境を確保しています。SOC チームの活躍をぜひ会場のSOCブースで目撃してください。
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